ガレージハウスについて 『hobby - style』
更新日:2020年5月26日

・「インナーガレージ」憧れるけどお金かかるよね?
・「バイクが見えるリビングっていいな~」
・「なるべくお金をかけずに、趣味を楽しめる家が欲しい!」
こうお考えの方は、是非ご一読下さい。
家つくりのヒントになるかもしれません。
私自身もバイク・サーフィン・音楽 と多くの趣味を楽しんでいます。
生活と趣味って、人生において一体的であるものですが、
「家づくり」の面で考えると両立するのが難しいケースが多いのが現実です。
限られた予算の中で、趣味を優先すれば生活空間が犠牲になるし、
生活空間を優先すれば、趣味は後回しになりがちです。
その調度良いバランスを求めたのが、今回提案するプランです。
+ガレージハウス「バイカーズハウス(案)」
「 Biker's house 」の コンセプトは、
1・シンプル&コンパクト
2・バイクを感じる空間
です。
続いて、内容をみていきます。
1・シンプル&コンパクト

まず、『インナーガレージ』は必須と考えました。
しかし、インナーガレージを設けると面積が大きくなり、建設費が高くなります。
そこで、「LDKと兼用」することにしました。
さらに、最低限の住設備とすることで、建築面積を抑えています。
(延べ床面積は、38.92㎡)
建築面積を小さくするもう一つのメリットは、ランニングコストです。
部屋が小さいことで、
空調も小さくてよいですし、なおかつ、機械更新時の費用も抑えることができます。
建物は、「建設コスト」よりも「住み始めてからのコスト(ランニングコスト)」の方が、お金がかかります。
「光熱費」や「修繕費」そして「税金」。
「修繕費」は、
エアコンや給湯器等の機械の更新、屋根・外壁の塗替えの費用です。
これらは、面積が小さい方が断然有利です。
(20年~30年といった長期間でみると、数百万円の差になることもあります。)
2・バイクを感じる空間

LDKを兼ねたインナーガレージ(土間部分)は、スロープによって乗入れが可能です。
「メンテナンスしたり、愛車を見ながら一杯!」
といった時間を過ごすこともできますし、床が土間なので使い勝手が良いです。
バイク以外でも、サーフィン・自転車等のアウトドア系の趣味に合わせて頂けると思います。
+自分に合った暮らしを
今回は、個人的な趣味に偏った住宅を紹介しましたが、住宅のカタチは十人十色です。
・周辺環境
・家族構成
・どんな暮らしがしたいか?
・建築する目的は?
・好きなデザイン・雰囲気
・資金 等
暮らす方によって様々です。
建物に住み方を合わせるのでは無く、住み方(自分)に合った建物に暮らして頂きたい。
そして、長く大切に使って頂きたい。
それが、samurai-architectの目指す建築です。
今回のプランが全ての人に当てはまるとは思っていません。
家づくりのアイデアの一部にして頂けたら嬉しいです。